どうも、ゆとりです。
フィジカルコンピューティングをするにあたり、
どのハードウェアを使おうか、かなり前から悩んでいた。
悩んだ挙げ句、今回は、Funnel I/O使うことにした。
��>funnel.cc | Hardware / FIO
Funnel I/Oは、日本の方が開発されたボード。
「LilyPadを元に開発したArduinoコンパチブルボード」
ということで、ベースはLilyPad Arduino。
さらに、XBeeによる通信機能、USBポートを使った電力供給と充電機能がついている。
自分としては、無線は必須だと思っていたのでちょうどいい。
ArduinoからXBeeの通信をしようとすると、XBeeの本体とは別にシールド(拡張ボードみたいなもん)が必要となるので、めんどくさいと思って。
今回は、最初のセットアップとFlashからの制御テストをやってみた。
メインで参考にさせていただいたブログはこちら。
��>Funnel Set up! - labo
でも、ちょっと記事が古くて微妙に違っているところがあったのでちょっと補足。
[手順1] Funnel I/Oを手に入れる
特に部品については変更点なし。
ただ、Funnel I/Oは充電機能がついているはずなので、参考サイトに書かれている「リチウムイオン電池充電器」は購入する必要はない。
▲左からFunnel I/O、XBeeエクスプローラUSB、XBee無線モデム。Funnel I/Oの縦の長さはつまようじ程度。
[手順2] Funnel用のドライバとかライブラリをダウンロードする
同URL
http://code.google.com/p/funnel/downloads/list
から「funnel_r698.zip」をダウンロード。
たぶん、これが今(2009/10/30)の最新版。
[手順3] XBeeを使えるようにする
これを行う前にやることがもう一つ。
「XBeeエクスプローラUSB」を使うにはドライバが必要なのでインストールする。
やり方は以下のサイトで確認。
��>XBeeで無線通信!(4) -
使用するソフト「X-CTU」は、正確には、こちらのURL
http://www.digi.com/support/productdetl.jsp?pid=3352&osvid=57&s=316&tp=5
の下段にDLリンクがある。
この手順でやっていることは、要するに、無線モデムへのファームウェアの書き込み。
2つのXBee無線モデムに親機用設定と子機用設定のファームウェアを書き込む。
[手順4]Funnel I/OとXBeeエクスプローラUSBの設定
参考サイトの解説のまま。
[手順5] Funnel I/Oの電源を入れてみる
ここで、充電池を装着した状態でUSB(A-miniB)に接続すれば、自動充電を開始する。
なお、参考サイトにも書いてあるように、このUSBは電力供給専用。
USBによる通信は機能しないので、無線でプログラムを書きこみを行う。
▲オレンジのランプ(CHG)が充電中。充電が終わると自動で消灯する。
[手順6] Funnel I/Oに設定ファイル(スケッチ)をアップロードする
同URL
http://arduino.cc/en/Main/Software
から「Arduino 0017」をダウンロード。
参考サイトでは「Arduino 0012」なので少し違う。
「Tool→Board→Arduino Pro or Pro Mini (8 MHz)」はないので、
代わりに、「Tool→Board→Arduino Pro or Pro Mini (3.3v, 8 MHz) w/ ATmega168 」を選択する。
その他の作業は、全て参考サイトと同様。
これで、無線ネットワークから、プログラムをFunnel I/O本体に書き込む。
[手順7] funnel_serverの設定
参考サイトと全く同じ。
このサーバーを立ち上げることで、上位言語(ここではFlash)からFunnel I/Oを制御することが可能となる。
つまり、ブラックボックス。
ゆとりボックス。
[手順8] 動作確認
テスト用ファイルをFlash CS4で読みこんでパブリッシュ。
テストプログラムは、無線ごしに命令を送って、定期的にFunnel I/O内蔵のLEDを光らせるというもの。
▲パブリッシュした結果のFlash
動画にしてみた。(ケータイ画質)
できたよ(∩´∀`)∩ワーイ
今後は、いろいろセンサをつけて、Flash側で抵抗値の変化を見れるようなものを作る予定。
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